トップページ > コラム:大麦若葉の青汁とは?「大麦若葉とは?」

今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケール大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。

コラム:大麦若葉の青汁とは?「大麦若葉とは?」

青汁は一般的には、緑黄色野菜から搾り取った液のことで、ビタミンやミネラル、酵素、葉緑素などを多量に含んでいるので昔から広く利用されてきました。

現在、青汁の原料として広く利用されているのが、大麦若葉と、アブラナ科のキャベツの原料である、ケールです。

しかし、ケールと大麦若葉を栄養価で比較すると、100グラム当たり、タンパク質では、大麦若葉が22.0グラム、ケールが2.1グラム、カルシウムでは、336ミリグラム対132ミリグラム、ビタミンAでは、7,560IUと380IUとはるかに大麦若葉の方が多く含まれています。

大麦というのは、イネ科の植物で、小麦や稲、竹なども同じイネ科の植物です。

アジア諸国では、稲からつくる米が主食として利用されていますが、欧米では、麦からつくるパンが主食です。日本においても、昔から米に大麦を混ぜて食べていました。それは、米と大麦のよい面を補っていたからです。

したがって、世界中どこでも作ることが出来、幅広く利用されてきたのが、イネ科の植物であったわけです。

それは、栄養学的に分析しても豊富で、しかもバランスがよく、栽培がしやすかったことにあります。また、有害な成分を含んでいないという点も大きな要因であったのです。

また、大麦をはじめとするイネ科の植物は、有害物質に対しても大変強いからです。イネ科の植物には、活性酸素を分解する、SODが大量に含まれているという点にも、いま注目されているのです。

大麦は、夏すぎから種をまき、翌年の梅雨時に麦秋といい実をつけます。しかし、大麦若葉の栄養価が最高になるのは、10月下旬から11月にかけてで、厳しい冬を乗り切るために、葉の中に栄養分をため込む時なのです。

実験結果から見ても、晩秋に草丈が20〜30センチ位になったころ、つまり若葉のころが一番多いことが明らかになっています。

ちょうどその時に大麦若葉を収穫し、青汁として利用すると最もよい栄養バランスになっているわけです。このことが明らかになったので、大麦若葉の青汁が広く健康維持に利用されているのです。

大麦若葉には三大栄養素の他に、カロチン、カルシウム、鉄などのビタミンやミネラルが豊富に含まれています。そして万病の元といわれる宿便を解消してくれる、食物繊維が多く含まれています。

また、量的だけではなく、質的にも大麦若葉は優れた成分を含んでいます。ビタミンやミネラル類が不足すると、さまざまな欠乏症があらわれます。例えば、かつて日本人に多かった脚気は、ビタミンB1の不足が原因でした。また、ビタミンCが不足すると鉄の吸収が円滑に行われません。これらは、ビタミン、ミネラル類のもつ調整作用のごく一部です。

一方、ビタミン、ミネラル類にはさまざまな病気を改善する作用があることが医学的に明らかになっています。

例えば、ビタミンB2、C、Eには動脈硬化を予防する作用がありますし、高血圧の予防には欠かせません。

ビタミン、ミネラル類は、必要量を摂取すれば、健康増進や病気の予防はもちろん、症状の解消、改善や生活習慣病(成人病)予防にも多大な効果があります。そしてこれらの栄養素を、大麦若葉の青汁から摂取する方法が、今注目されているのです。

さて青汁のネックといえばクセのある味ですが、大麦若葉系の青汁の中には抹茶のような飲みやすいタイプのものや、初心者にはさらに飲みやすい錠剤タイプのものも販売されていますね。ご興味がある方はご検討ください。

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