今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
人間の体を機械にたとえると、燃料にあたるのが糖質や脂質やタンパク質で、それを燃やしてエネルギーを生みだし、機械は動きます。
この燃焼も化学反応の一種ですが、この燃焼の効率を高めて完全にし、機械の動きをスムーズにするためには潤滑油が必要になります。
その潤滑油に相当するのがビタミンやミネラルなのです。
たとえばカルシウムは、骨や歯の材料になるだけでなく、カルシウムイオンとして細胞の中に含まれ、筋肉を収縮させたり、神経細胞の興奮を調節したりするのに、重要な働きをします。
カルシウムが不足するとイライラしやすいのは、このためです。
鉄が、血液中の酸素の運搬役、赤血球の中のヘモグロビンの構成分子であることは誰でも知っています。
またビタミンB1、B2は、糖やでんぷんを体の中で燃やすのに必要です。
ビタミンやミネラルの不足は、細胞や臓器の働きを不完全にし、ホルモンのバランスをくずし、体調の悪化をもたらします。体調が悪化すれば、ウイルスや細菌による感染症にもかかりやすくなります。
また、臓器や組織の機能が低下して、老化も促進されるでしょう。
こうしてみると、ビタミン、ミネラル不足は万病のもとであるといっても、あながち間違いではありません。
現代人の食生活を栄養学的に見た場合、問題となるのは、このビタミンやミネラル(徴量元素と呼ばれる銅、亜鉛、マグネシウムなども含めて)の、明らかな摂取不足です。
これは、第二次大戦中や戦後しばらくの間、食料難から三人栄養素(糖質、脂質、タンパク質)の摂取不足が問題になったのと好対照をなします。
いまでは三大栄養素は不足どころか、その過剰摂取が肥満や生活習慣病の原因として問題になっています。
今日の食生活の偏りは、野菜の摂取不足や加工食品の食べすぎなどから起きてきました。燃料は足りたけれども、潤滑油が不足して、機械がうまく稼働してくれないのです。
参考になさってください。
毎日の食事の栄養バランスが心配な方は青汁を試してみてはいかがでしょうか。
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