今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
先日、ガン学会が大阪で開催されました。
このときの学会は例年になく、異色であったため、週刊誌や新聞、テレビなどが報道しました。
それは、「野菜の青汁がガンを治す」という見出しや、「野菜汁はインターフェロン以上の効果」などと報じたものでした。
この学会が、一躍、世間の注目を浴びたのは申すまでもありません。
それまでにも、野菜汁がガンに効果があるらしい、ということはわかっていましたし、各大学の研究は、早くから取り組まれていました。しかしどうしたものか、断片的な情報しか発表されず、民間療法の枠を出なかったのでした。
しかし遂に、帝京大学薬学部の山崎正利教授によって、ネズミに野菜汁を注射したところ、血液中のガンを破壊する因子が、通常の五十倍に増加した、ことが発表されました。
また、肝臓ガンの人に、ジャガイモを使って治療したところ、効果が著しく上がった、という報告が、京都府立医科大学第一内科の近藤元治教授によって明らかにされました。
このほか京都薬大の小塚睦夫教授も、ズイキ、ナタネ、カリフラワー、パセリ、ギンナン、クルミ、アボガド、アズキなど、十四種類の野菜や果物に、強いガン抑制効果があることを発表しており、京都大学農学部の小清水弘一教授も、おなじような実験で効果を確認しています。
こうした研究の取り組みを発表した主な研究機関は、7大学1企業にのぼりました。
しかしこれらの実験結果は、すでに、民間療法として進めてきた先駆者たちによって、経験的にも、臨床的にも、確かめられ、療法として適用されてきているものです。
今日これが、科学的に裏付けられたとは言っても、あまりにも、近代科学がおくれて後追いするのが不思議というか、理解に苦しむところがあります。
野菜の青汁は、今では、飛躍的な価値と信頼を、産みだしつつあります。
とりわけ近代医学によって開発される優れた新薬よりも、副作用がなく、薬害の心配がない、というだけでも、貴重な成果ですが、ガン細胞増殖抑制物であることがわかったのですから、今、ガンで悩んでいる人たちにとっては、朗報といえるでしょう。
希望する患者さんには、病院で、診療所で飲めるようにしてあげたら、どんなにか多くの人々が助かり、喜ばれることでしょう。
しかし医師が、患者に、野菜汁を飲ませるのには、もっとむずかしい論文や、学者の中に通用する証明が必要なようです。
このため未だ、ガン患者に飲ませる医師や、飲用を提唱する学者は、あまりにも稀少です。
ガン患者は理屈よりも、治るらしい、とわかっただけでも朗報であり、それが薬品ではなく、副作用もない自然物であるならば、一日も早く、保険を適用して飲ませてくれることを願っているのです。
遠藤仁郎医学博士は、「理屈よりも、患者の病気が治れば、それでいいのだ」といい、また、患者の病気を、まず、治すのが医者の役目で、理屈なんか、あとからつけたらいいのだ、科学的に証明できないから、たとえ治る方法があっても、それを認めず、実行しない医者は、本当の医者ではないという意味の言葉を、講演のなかでのべています。
このような精神で遠藤仁郎医学博士は、倉敷中央病院長時代に、多くの入院患者に青汁を飲ませたのでした。
参考になさってください。
ちなみに青汁のネックといえばクセのある味ですが、初心者には飲みやすい錠剤タイプのものや、抹茶のような味に改良された飲みやすいタイプのものも販売されていますね。ご興味がある方はご検討ください。
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