今、野菜不足による色々な問題がクローズアップされています。外食の増加などにより、子供の栄養の偏りや、病気への影響も懸念されています。もともと日本人は農耕民族ですから、野菜が不足するとたちまち健康に悪影響が出てしまうわけですね。
そうした野菜不足の解消に役に立つのが「青汁」です。青汁は、ケールや大麦若葉といった主原料の違いはあれど、どれも飲みやすく、また栄養豊富に作られています。また丸ごと野菜の栄養を摂取できるため、野菜不足を補うのに最適な健康食品と言えます。
明日葉の畑を見ても、これが野菜をつくっている畑だとは気がつかないこともしばしばあります。
「あんなところに自生の明日葉がいっぱいあるぞ」と、ズカズカと畑に入り込んでしまう観光客を時々見かけます。
たとえば大島では、ハンの木の林の中に群生しています。
ハンの木は、カバノキ科の落葉木で、高さは十五〜二十メートル、夏は緑の葉っぱをいっぱいに繁らせ、冬は落葉して丸裸になってしまいます。
夏のあいだは陽陰をつくり、落葉した葉は腐葉土になります。明日葉にとっては最高の自然環境といえるでしょう。
しかし、ハンの林にある明日葉畑は、素人目にはとても畑には見えません。大根畑のように畝があるわけでもなく、手入れがされている様子もなく、驚くほど無造作に明日葉が繁殖しているからです。
大きく育っている明日葉があるかと思えば、そのそばにはようやく芽を出したばかりのものもあるといった状態。これでは「自然の群生地」と見えてしまうのもしかたがないと思わせる風景が展開されています。
近年、明日葉の消費が格段にのびたために、自生のものだけでは供給が追いつかなくなってしまったといいます。
そこで栽培が始められたわけですが、さきほども述べたように、化学肥料、殺虫剤、農薬といった人の手を極端に嫌うという性質があるため、できるだけ自然の状態に近い環境で栽培されています。
「できるだけ野性的に育てること」
これが明日葉栽培における最大のポイントでもあります。
明日葉は多年草で冬でも葉は緑色をしています。寿命はおよそ三年。
寿命を迎えると、夏から秋にかけて先端にクリーム色の小さな花をたくさん咲かせ、秋にはいると米つぶ大の楕円形で細長い薄緑色の実(種)をつけます。
やがて、薄緑からクリーム色、薄い茶色へと種が熟成していき、成熟しきったところで本体は枯れ、種も乾燥した状態になります。
この種が地に落ち、やがて春には新しい芽を出す、というわけです。
栽培もこの自然のパターンをくずさないように行なわれています。
参考にしてみてください。
さて栄養補給にぴったりの明日葉にはさまざまな健康効果があります。それを効率よく取り込もうと思えば明日葉入りの青汁を利用するのが一番手っ取り早く確実ですね。ご興味がある方は明日葉が入った青汁の活用をご検討ください。
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